2009-12-27
30系ハリアーの純正HIDは、PHILPS製 D2S 35W (色温度は 4300K ぐらいらしい)が付いています。時々もっと青白いHIDを装着した車をみかけると、交換してみたいなと・・・・
6000K までなら車検対応で純白に近くて明るくなるそうだが、やや暗いけど青白い 9000K に交換してみました。
安物(特に中国製)のHID は数カ月で点灯しなくなったという記事もあり、当たり外れがあるようです。しかし、PHILPS や PIAA BOSH は高いしな・・・、偽物もあるらしい。
最近は、Amazon でも カー用品を扱うようになって、眺めていると GE製HID 9000K D2S \5,980 送料無料 が見つかったので、早々注文。9000K がどれほど青いか冒険になるが、この値段ならあきらめてもいいかも。
Google検索すると、GE は、BOSH 等にOEM供給しているらしい。EU製と書いてあるが HUNGARY製であった。
驚いた事に、日本語の取扱説明書が付いていました。もしも、このバルブがハズレであれば、数カ月後に記事になるでしょう。
マニュアルには、バルブの交換は整備工場やカーショップで交換をして、取り付けサインをもらわないと保証対象外になるそうだ。
交換方法は、 NEW ハリアー HID (ディスチャージヘッドランプ) バルブの交換編 を参考にさせていただいた。
左側(助手席側)の方が作業性がいいので、こちらから作業するといいでしょう。ほとんど手探りの作業になりますので、写真をみて構造をよく理解して作業してください。
白いカプラを外します。
ロック(写真の親指)を押しながら引き抜きます。
防水カバーを反時計回りに 30°ぐらい回します。
カバーを引っ張って開けます。
上から見ると、こんな感じです(写真は右側)。 周囲にはゴムのパッキンがあります。
金属製のコネクタを LOCK と逆方向に回して外します。このコネクタ部分は AFS 機能で上下左右に動きますので、作業しやすいように中央に移動させても大丈夫らしい。
上から見ると、こんな感じです(写真は右側)。
バルブを固定しているバネをつまんで外します。
バルブには、切りかきが1つあり、これが上になります。ガラス部分に触わらないように注意。
中をのぞくと、こんな風になっている。後は、逆の手順で取り付けるだけです。
左がGE製、右がPHILPSの純正です。
点灯すると、綺麗な青だった(笑)のですが、しばらくすると青白くなりました。
暗くなってから、再テスト。1分ぐらい待つとこんな感じです。
ボジションは LED 交換してあるので、純正HIDと並べると青白かったハズですが、こうしてみると LED が純白に見えてしまう。
さらに1分ぐらい待つと、HIDも青白くなったのでこの程度なら大丈夫でしょう。
9000K だと、交換したという実感が味わえるのがいいですね。
6000K でも車検に通らないというユーザもいるようですが、この色なら間違いなく通らないので、車検前に純正にもどさないといけない。目立ちたい人にオススメ。
2010.01.01追記:
ハリアーはプロジェクタータイプなので、対向車から青白い光はそれほど目立ません。夜間に走ってみると、道路の白線やガードレールは青白くとても綺麗ですが、前方を走る白以外の自動車の色合いが変で、視認性はやや悪くなります。長期に使うなら 6000K か 5500K あたりが実用域なのかも知れません。
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