2009-10-18
JR東海、西日本が発行する EX-IC カードを利用する EX Press予約で、新幹線の利用がお得になるというので、調べてみました。
利用の3日前までに「IC早特」予約すると、格安でグリーン車を利用できる。新大阪-東京(品川)で比較すると・・・
①通常(大阪市内-東京都区内)
普通指定 \14,050、グリーン車 \18,690
②EX-IC利用(新大阪-東京)
普通指定 \13,000、グリーン車 \17,640
③IC早特利用(新大阪-東京)
普通指定 \12,000、グリーン車 \14,000
④e特急券+乗車券(大阪市内-東京都区内)
普通指定 \13,200、グリーン車 \17,840
となる。でも、ルールを理解していないと、損をするかも・・・
EX-ICでチケットレス
EX-IC は携帯またはPCで予約決済して、チケットレスで新幹線に乗車できる。 しかし、EX-IC は新幹線の駅でしか使えないので、最寄り駅から新幹線乗り場までは、Suika または ICOCA 等で別に費用がかかる。新幹線の改札で、2枚重ねてタッチすれば、Suica の乗車分が精算されるしくみだ。ルールをしっかりと理解しておかないと、実はお得ではなくなる事も・・・
写真は、法人契約の EX-ICカードとSuikaです。大阪圏では、ICOCA、Pitapa も使えるようです。普通に乗車券を買って乗る場合は、大阪市内-東京都区内までの乗車券になるので、この差額はマイナスして考えないといけない。
さらに、3日前までに予約すると「IC早特」で割引率が増える。特に、朝6時台ののぞみは格安でグリーン車に乗れるのでお勧め。また、それ以外の時間帯でも、ひかりのグリーン車なら同じ料金で乗れる。
東京(品川)-新大阪のグリーンがIC早特で \14,000 になる。
EX-IC で入場すると、ご利用票というのが出てくる。これは、新幹線内で検札時に見せる必要がありますが切符ではありません。出場時にはEX-IC が必要となる。
なお、予約時にクレジット決済されており、乗車しなくても料金が引き落としされるので注意がいる。乗車できない場合は、出発6分前までに予約を変更しなければ大損害である。予約の変更は、何度でも無料ですが、払い戻しは払い戻し料金がかかる。
予約を忘れないように、出発の2時間前に Email で出発の案内が届くように設定する事ができます。
e特急券+乗車券
携帯またはPCで特急券のみ予約しておき、駅の券売機で特急券を発券すると、お得な料金で特急券が買える(料金は、こちらで確認)。別途乗車券を買うと、大阪市内-東京都区内の乗車券になるので、通常の切符と条件は同じだ。
なお、発券前であれば、何度でも予約を変更できるのは EX-ICと同じ。EX-IC とどちらが得か、よく研究して予約をします。
例えば、大阪から東京を経由して東北方面に行く場合は、通しで乗車券を買うと 600km を超えるので、さらに割引が増える。東京では途中下車する事が可能なので、乗車券の有効期間内であれば、何度でも途中下車できる。ただし、途中下車の場合は経路を変えたり、経路を戻る事はできない。戻る必要がある場合は、その区間を別に切符を買えばいい。
EX Press予約が利用できるのは、東京~博多間の東海道新幹線のみで、東北新幹線には使えない。EX-IC を作るには、JR東海、またはJR西日本が発行するクレジットカードを作る必要がある。
でも、この料金体系でお得に利用するのは面倒だな・・・・