2008-01-07
お正月 1/1~1/5 は、ANA国内線特典航空券で函館に行ってきました。
1.関西空港まで
大阪国際空港(伊丹)なら近いのですが、函館空港へは関空発しかありません。関空までは、JR関空快速で \1,320 x4人 x往復 で \10,560 もかかりますのでバカになりません。駅までタクシーを利用すると、さらに \1,000 x往復は必要です。
マイカーで関空まで行くと、高速料金が (\700+\500)x2 +\1500 で \3,900 、空港駐車場が5日で\12,000 となります。しかし、民間駐車場を利用すると空港預かりで \8,400 でした。これなら、電車利用と大差なくゆけそうです。
¥3,900 + \8,400 = \12,300
もっと安い所もありますが、手前のりんくうタウン預かりになります。この場合、\350x4人x往復 が必要なのであまりメリットが無い。
愛車ハリアーは、常に盗難ベスト10にランクインしている人気車なので、5日間も留守の自宅ガレージに放置するのは心配。この点、民間駐車場にあずけておくと安心です。
こちらの 楽楽パーキング を利用しました。
2.函館市内観光
お正月の宿泊先が心配。予約が取れるかどうか、予約が取れても正月料金だったりすると困る。まず、正月でも料金が変わらず便利の良いビジネスホテルを予約しました。
東横イン 函館駅前朝市(2泊)
函館空港から函館駅まで連絡バス(\400)が出ているので便利。ここは、駅から徒歩2分で、しかも函館朝市に近いのがうれしい。
ツイン(2名分)が \7,140 で、祝日会員価格適用で \4,980 となった。
朝食は、おにぎり。夕食にカレーライスが無料。
函館市内は、市電(\200~\250)を利用するのが便利です。1日券(\600)が旅行案内所で販売されていますので、3回乗ると元が取れる。
①函館山の夜景
市電十字街で下車して 函館山ロープウェイで山頂まで。割引クーポン適用で \1,050 です。
②朝市
蟹や帆立、ウニなどの海産物を売っている。早朝より昼ぐらいで営業しています。生きた毛蟹などが市価よりも安く買える。足が折れたものなどは格安でした。クール宅急便での発送もお願いできます。
③五稜郭
星の形をした西洋式の城郭です。現在は、堀のみが残っています。隣接の五稜郭タワーからの景色は絶景です。料金は大人\840です。
④ラッキーピエロ
五稜郭のとなりにあるバーガーショップ(チェーン店なので他にもある)。ガイドブックでも紹介されていましたが、限定20食のフトッチョバーガー \780がお勧め。写真は、人気No1のチャイニーズチキンバーガー。ホットコーヒーを注文すると、エスプレッソ並の濃いコーヒーがマグカップで出て来た。苦味はなくコクがあってこれも美味い。
⑤金森レンガ倉庫
レンガ作りの倉庫に色々なショップがある。
⑥元町観光コース
カトリック元町教会、ハリスト正教会、聖ヨハネ教会など見て歩きました。北島三郎記念館は、入場料が高いのでパスです。
⑦日本で最初のコンクリート電柱
円柱ではなく4角柱なんですね。現在も使われています。
⑧谷地頭(やちがしら)温泉
近場の温泉を検索して調べました(ガイドブックには載っていません)。水道局が掘った温泉なんだそうですが、広い温泉にビックリです。茶褐色の温泉でした。
高温45℃、中温44℃、泡風呂43℃がありますが45℃は無理。露天風呂は、五稜郭にちなんで星型になっている。市電で谷地頭(終点)から徒歩数分。
3.スキー
グリーンピア大沼でスキーをする事にしました。
宿泊スキーセットは、1泊2食付き+レンタルウェア+スキー+リフト(2日間)で \15,750 でした。2日間滑れば安いかも。
移動には函館駅前でレンタカーを借りました。
これまで、雪道を走った事がほとんど無いので心配していましたが、スタッドレスのグリップは驚くほど良いし、主要な道路は除雪済みで、地元の車は 70~80km/h ぐらいで走行していました。しかし、一本道をはずれると雪とアイスバーンもあり、車間距離を十分に取って慎重に運転しました。
レンタカーは、函館空港で返却しても追加料金は必要ありません。3日間で \21,000 ほどでした。
グリーンピア大沼乗馬園では、初心者でも雪の中で乗馬を楽しむ事ができます。引き馬ではなく、お姉さんが先頭を行き、後を付いて行くのですがこれが楽しい。
最初に馬の性格を聞いて乗る馬を決めます。常に落ち着かない馬は、少し自信のある人向けで、タズナを引いて指示をしないと勝手に笹を食べに行きます。何もしないで付いて行く素直な馬もいれば、突然立ち止まり、おしっこする馬もいます。馬を操縦する方法の説明と追い越しをしないなど注意事項を聞いていざ出発。
先頭を歩くおねえさんは、いつうしろを見ているのか?不思議なんですが、「おにいちゃんのタズナがゆるいです」「今、おしっこしてます。待ちましょう」なんて指示を飛ばします。
料金はちょっと高いけど 45分コースで \6,000 だ(要予約)。
4.湯の川温泉
せっかくなので、温泉旅館にも泊まりたいと 平成館 海羊亭 に宿泊しました。
食事はバイキングで、部屋を指定しない格安コースは \6,500 でした。豪華な旅館で驚きの安さです。屋上の露天風呂が最高です。
このあたりは温泉街で、多数の温泉旅館が立ち並ぶエリアです。日帰り温泉を楽しめる旅館もあります。
近くにある市営植物園には、サルが温泉に入っているというので立ち寄りました。入園料は\305、中学生は\90、猿のえさは \100 でした。
5.最後に
レンタカーを函館空港で返却、お土産を買って帰りました。空港の ANA FESTA でANAカードで支払いをすると10% 引きになります。但し、六花亭 マルセイバターサンドなど有名商品は対象外。人気の「じゃがポックル」「白い恋人」はどこも売り切れでした。
生きた透明のイカそうめんを食べたかったのですが、この時期には入荷しないそうで、冷凍物しかありませんでした。
函館のホテルは、どこも暖かく部屋の暖房を止めても熱いぐらい。夜は寝苦しいほど。
しかし、市内観光をする場合は、防寒の準備が重要です。吹雪になる事もありますので、マフラー、手袋、スノーシューズを準備しておきたい。スキー用のダウンジャケットなどがあると尚良い。
節約旅行の予定でしたが、締めてみるとかなりの出費となりました。航空券がタダでも、食費+交通費+入場料 が家族4人分となるとかなりの出費です。
ANAカードの請求が怖いかも・・・