2008-01-06
あけましておめでとうございます。本年も「マグマ大使の道具箱」をよろしくお願いします。
お正月は、ANA 国内線特典航空券で「函館」に行って着ました!
このお正月に特典航空券を使うには計画的な準備が必要です。まず、特典航空券を使う条件を良く読むことが重要です。それでは、函館旅行までの計画をご紹介しましょう。
今回利用したのは、以下の便です。
1/1 ANA 1789 12:35関西空港 - 14:10函館空港
1/5 ANA 1790 14:55函館空港 - 16:55関西空港
大人4名 60,000マイル交換
普通運賃で \301,600相当(\37,700 ×4人 ×往復)
1.マイルを貯める
マイルが足りなければ話になりません。最低でも、15,000マイル × 人数分必要です。
マイルを貯めるには、飛行機に乗るだけではなく、ANAカードを作って日常の支払いをできるだけカード払いにする事で早くGetする事が可能です。日ごろの飲食、出張の宿泊はもちろん、光熱費、NTT電話、携帯電話、インターネット接続、新聞、NHK受信料もカード払いにしています。忘年会の支払いも「それじゃ、俺がカードで先に払っておくよ」というのも効果的です。
Edy にクレジットでチャージして支払うのもお得です。Edyの支払いは \200 で1マイル、さらにクレジットのポイントも付くのでダブルでお得です。
クレジット会社のポイントをマイルに変換するには、1ヶ月ぐらい時間がかかる場合があるので、間際で交換するとマイルが足りない恐れがあります。また、クレジットからマイルに交換する場合には手数料が必要で、クレジット会社によって条件が違います (\6,300~無料まである)。新規にANAカードを作る場合は、良く考えて作ること。
2.特典航空券の席数が限られているので、早く予約する事
家族を含め4人分交換となると簡単ではありません。最初は、Guam 旅行をする計画でしたが、国際線は旅行の1年前から特典航空券に交換する事ができるそうで、気づいた頃にはすでに良い日程は取れませんでした。国内線と同じ2ヶ月前からだと思っていたので手遅れでした。
国内線は、出発の2ヶ月前の9:30am以降に交換が可能、帰路は出発から15日以内であれば 2ヶ月以上前でも予約が可能です。
行き先は、西表島や女満別などマイナーな地域は、特典航空券が設定されていない場合がありますので、特典航空券の席があるのかどうか確認しておく事 (特典航空券の予約から2ヶ月以内の平日で空席確認してみると良い)。羽田、関西、札幌、沖縄 など主要な都市なら便数が多く、間際でなければ取りやすいと思います。乗り継ぎは、特割り切符と組み合わせて旅程を計画するのも良いでしょう。
現在のルールでは国内線は、全国一律 15,000マイルですので、できるだけ遠くを選びたいですね。今回は、寒い沖縄よりも、雪の北海道を選びました。
発着の出発日に制限があるので、これを避けて旅行を計画する必要があります。関空発は、12/29-31、関空着は、1/2-4 が利用できない期間になっていましたので、1/1出発、1/5到着として 11/1 9:30am に特典交換しました。
実は、1/1 の飛行機は、お正月から飛行機で移動する人は少ないようで閑散としています。これを狙って、当日スーパーシートへのアップグレードにも成功しました。
しかし、このANA1789 12:35関空発は機内食がありません。12:30までに出発する便では昼食が出るのですが、この便は出ないのですね。クッキーとバームクーヘンの軽食が出ました。ちょっと悔しいので「とびっきりおうどん」を頼みました。1時間20分以上のフライトでは、CAさんにお願いすれば、サービスがあります(一般席なら\300相当)。
3.その他
特典交換後は、基本的に旅程を変更できません (出発を早める事のみ可能らしいですが函館便は1便しかない)。どうしても旅程、行き先を変更したい場合は、キャンセルをして取り直す事になります。この場合、キャンセルにより、払い戻し手数料として 3,000 マイルが無駄になります。
後で知ったのですが、特典航空券の発着空港は同一でなくてもOKです。実は、函館から青函トンネルを通って青森に移動して帰る事も考えましたが、ANAは青森空港が無いのであきらめました(笑)。
ANA では、12/31 で3年を迎えるマイレージが無効になるので、無効になるマイルは年内に交換してしまう必要がありました (4/1 より有効期間のルールが変わり、マイル獲得から3年間となるようですが)。交換してしまえば、旅行は年を越えても大丈夫です。
函館節約旅行の話は、続く。