2011-08-06
おそらく10年ぐらい前に買って、7年~8年前に電池が切れたまま放置されていた時計の電池を自分で交換する事にした。裏蓋こじ開けヘラで裏蓋を開けて電池の型番を確認 (過去記事 時計の電池交換を自分でやってみる)。
酸化銀電池 SR920SW を買ってきて、いざ交換。ところが、電池を固定しているネジが時計用なので、百円ショップの精密ドライバでは回せない。Amazon で時計用の精密ドライバを買いました。ところが・・・
百円ショップの精密ドライバ。マイナスドライバは、1.0mm, 1.2mm, 1.6mm の3種類あるが、ネジの溝が細くて入らないのだ。そこで、0.6mm と言う極細の時計用精密ドライバを買いました。
アネックス時計用精密ドライバー マイナス0.6 No.69 \294
Panasonic 酸化銀電池 SR920SW \250
酸化銀電池・リチウム電池は、千石電子(日本橋)で買うと安いのでお店に行ってみたが、SR920SW は無かった。サイズ違いなら \150 だったのに。電気屋さんでは \500~\550 の値段が付いている。偶然、日本橋で店じまいの電気屋さんで在庫処分を見つけた。
裏蓋こじ開けヘラで裏蓋を開けます。この位置に挿し込むと簡単に裏蓋が外れます。
電池を固定しているネジを緩めようとすると回せない orz
0.9mm と 0.6mm で試しましたが回らない。どうしたもんか・・・
もしかすると、横に動くのかなと思ったら、正解!でした。
指で触ると油がつくので、竹のお箸を使いました(金属製のピンセットはショートするので使えません)。
電池装着完了。時計の秒針が動き出しました。よく見ると SWISS MADE 2W と書いてあります。
綿棒にアルコールをつけて蓋と接触する部分の汚れを落とします(写真は右半分だけ掃除)。
蓋には、パッキンが張り付いていました。本来はパッキンを交換しなければならないのですが、パッキンを剥がすと切れるので、パッキンの上からアルコールをしたした綿棒で汚れを落とします (写真は掃除する前)。
パッキンにはシリコンオイルを塗る必要がありますが、デジカメの防水キットに付属していたシリコングリスで代用します。
本当は、シリコンオイルのスポンジに押し付けて薄く均等に塗るらしいのですが、綿棒でシリコングリスを薄く塗りました。
ホコリやゴミが内部に入らないように気をつけながらブロワーでホコリを落として、蓋を閉めます。時刻とカレンダーを合わせて作業完了です。秒針を正確に合わせてから1日放置し、どのくらい誤差があるか確認しておきます。
電池を取り付けているネジを緩めるのに悩みましたが、無事、自分で電池を交換する事ができました。
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