2011-04-10
秋月電子通商 で鉛蓄電池充電器パーツキット というのを発見。自動車用バッテリ充電器は、学生時代に自作したものがあるが、こいつで定電圧・定電流充電に改造できるのなら安いかも (関連記事 計画停電の対策は自動車用バッテリで)
秋月電子通商 鉛蓄電池充電器パーツキット \1,000 ★★★
電源用IC LM723 を使った電源キットをバッテリ充電器に改造したキットです。別途、電源トランスを用意するだけで 6V~12Vのバイク、自動車用バッテリを充電できる。ただし、2A 程度流すには、別にパワートランジスタ(2N3055)と放熱板を用意する必要があるそうだ・・・
スペックは、電圧 2.28V~13.68V、電流は120mA~1A(最大2A)となっている。12時間で充電可能なバッテリは 1Ah ~10Ah(最大20Ah) という。バイク用のMFバッテリの充電には良いが、自動車用バッテリは 20Ah 以上あるので、24時間以上かけて充電する事になりそうだ。
とりあえず組み立てる事にしました。
説明がわかり辛い。なぜ、これがロングセラーなのか・・・
回路図とパターンを追いかけながら間違いが無いか確認します。これが面倒で、こんな苦労をするぐらいなら、自分で部品を集めて自作した方がよかったかも・・・
ちなみに NDM723D は1個 \100 で買える。
別途用意する電源トランスは、12V のバッテリを充電する場合、(12V+4V) x1.4 = 22.4V の電圧が目安となるそうだ。トランスが用意できない場合は、NotePC用 の19V~24V のスイッチング電源が使えるかも知れないな。
調整は、無負荷の状態で電圧が13.8Vになるように VR2を調節後、バッテリに接続して、VR1 で充電電流を設定する。充電電流は 1Ωのセメント抵抗の両端に発生する電圧から計算するという。規定の電圧になると、満充電と判断してトリクル充電となり、過充電にならないよう制御してくれるそうだ。
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