RICOH CX6 を買いました

2012-12-01

2008年にR10を買ってから 7世代目となる CX6 を買いました。リコーはペンタックスのカメラ部門を買収してコンパクトデジカメを統合。噂によると CX7 は出ないようなので、シリーズ最後になるかも知れない CX6 を買いました(シリーズ最後かも、リコー CX6 を買いました の続き)。

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RICOH デジタルカメラ CX6-BK 14,800円 ★★★★

基本操作は R10 と同じ。目新しさはないがカメラの基本機能がしっかり作りこんであります。このクラスでは珍しいシャッター優先・絞り優先モードがダイヤルに追加されました。録画ボタンも追加されて地道な進化をしている。ピアノ・ブラック仕上げのグリップも評判ほど悪くないのにCX6 の悪評が多いのは期待が高すぎたか・・・。
普通の写真じゃ満足できないがデジイチよりも気軽に写真を楽しみたい人には、機能満載でオススメのコンデジです。やはり黒は人気で若干値上がりしましたが、代りにシルバー とピンクが13,800円に値下げでさらにお買い得です。

Amazonマーケットプレイスの「デジカメ.オンライン」から購入。株式会社キタムラの系列ですが「カメラのキタムラネットショップ」とは別店舗らしい。

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CX-6BK本体、PC接続のUSBケーブル、バッテリチャージャ(BJ-10)、リチャージャブルバッテリ(DB-100)、マニュアルが付属する。

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グリップ部は鏡面仕上げ(ピアノブラック)で指紋が付くとか、滑るとか評判が悪いのですが、個人的にはそんなに悪くないと思いました。ストロボは、構えた時に中指の影になる事があるのは R10 から同じ。ポップアップしないと回避できないのでしょうね。

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CX6(上)は、ADJボタンの横にゴム製のグリップがある。これに親指を引っ掛けて構えるわけですね。CX6 で動画の録画ボタンが追加されました。他はR10(下)とほぼ同じ。

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バッテリーチャージャーは、100V-240V仕様なので海外でも使える。

R10 では予備のバッテリを買いましたがリチウム電池はフル充電で長期保管すると劣化するので、バッテリが不安な時だけ予備電池をフル充電して、先に予備のフル充電を使うようにしていました。この使い方だと予備の電池は数回しか出番がなかったので、今回は買わないことにしました。本体が安いので、電池が高く感じてしまう(笑)。
DB-100の互換品はあまり評判は良くないようです。こんなに安いと怖いかも・・・

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CX6(上)とR10(下)のバッテリケースはそっくりですがバッテリは若干小型になっているので互換性がない(残念)。

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R10ではAV端子とminiUSB端子が並んでいたが、miniHDMIを追加するため、USBとAVが共用の専用コネクタになってしまった。個人的には、コンポジットAVは無しで汎用のminiUSB(B)にして欲しかった。CDは付属しないで、Windows/Macのソフトウェアがデジカメ本体の内蔵メモリに入っているのは良いアイデアです。SDメモリを外してPCにUSB接続するとインストールできます。付属の DL-10 とMediaBrowserは、Windows 8 Pro x64 でも問題なく動作しました。

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R10 のデザインとほぼ同じであるがダイヤルは機能が追加されました。R10 では EASY-AUTO-MY1-MY2-AVI-SCENE でしたが、CX6 では AUTO-MY1-MY2-A/S-連写-クリエイティブ-SCENE-SCENE AUTO となっている。

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[MY1],[MY2] は自分好みの設定を2種類設定しておいて、簡単に呼び出せる機能。暗いシーンを暗く撮影したい時など、重宝していたが現在も引き継がれている。

[A/S]は、絞り優先/シャッター優先を[Fn]で切り替えて使うことができる。しかし、絞り優先の絞りは2段階絞りで開放F3.5-小絞りF7.4なのでボケ感を出すのは厳しいようだ。ボゲ味を強調したい場合は、マクロをONにしてズームすると強調されるらしい。
シャッタースピードは1/2000秒から8秒まで43段階に変更できるので、これは十分はだ。

[クリエイティブ]で使えそうなのは、[DR(ダイナミックレンジ)]と[ミニチュアライズ]です。DRは写真を2枚撮影して合成する事でダイナミックレンジを広げる技術(iPhoneは3枚で合成していたと思ったが)。逆行や日陰の写真を撮る場合に使いたい。

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[ミニチュアライズ]は、フォーカスする範囲を狭めてミニチュア写真のような味を出すもの。マンションの6階からでも面白い写真になった。もう少し高い場所から撮影したいですね。

[シーンモード]の[ゴルフ連写]はスイングする基準になる線が入る。[文字]はホワイトボードに書いた文字の写真を撮る場合に適している。[斜め補正]はR10にもあったが、プロジェクターやホワイトボードを斜めから撮影した場合に写った台形の画像を正面から撮影したように補正してくれる。これも感激する機能です。

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リコー CX6 の紹介ページに CX6撮りたいをかなえる[トリセツ] というPDFが公開されています。CX6 には分厚いマニュアルが付属するが、この解説は解りやすい。

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R10の専用ケースにCX6を入れてみました。少しきついですが、なんとか使えそうです。本体が激安なので、CX6専用ソフトケースも高く見えてしまう(笑)。

CX6 のファームウェアはすでに最新の Ver1.26(2012.5.29更新) となっていました。CX6 の詳細レビューも今更なのでこのへんにしておきます。はじめて購入を検討される方は以下の記事を参考にどうぞ。

ITmediaデジカメプラス リコー「CX6」の進化点を見る
デジカメWatch 【新製品レビュー】リコーCX6
AllAbout fromデジタルカメラ リコー CX6 レビュー

続き(関連記事)はこちら↓
RICOH CX6用 DB-100互換バッテリ
RICOH CX6 純正ケース SC-100BK を買いました
RICOH CX6 を PQI AirCard でWiFi搭載デジカメに

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No title

うちはピンクを買いました。

バッテリーについてですが、この機種の充電器は急速充電しませんので電池の劣化が遅く、自然放電の影響を考えると満充電してから保管したほうが総合的に良いと思われます。
逆に使用途中で保管されると電池の終止電圧を下回る放電がされる可能性があり(即故障)、なおさら使用頻度の低い予備バッテリーは満充電後に保管するべきです。

No title

とおりすがりさん、コメントをありがとうございます。
黒の在庫が少なくなり値段が上がってしまったので、今なら私もピンクを買うかもしれません。

リチウムイオン充電池は、満充電で保管すると早く劣化すると理解しています。

まず実感として、満充電で保管したカメラの電池は、1年~2年で使用不能な状態となってしまいました。充電回数は100回未満で、これがリチウムイオン電池の寿命だと思っていました(デジカメ、DVカメラで経験)。

リチウムイオン充電池の場合、満充電は化学的に不安定な状態にあり、劣化を早めるという文献を読みました。その後、RICOH R10 の電池は、半分程度の状態で予備と交互に使うようにしていたので、4年以上経過した今でも現役で使えています。
また、最近のNotePCにはエコモードが付いていて、電池寿命を延命する為 60%~80%で充電を中止するモードが付いています。

途中で充電を中止を繰り返すと、電池残量の予測計算が狂うので、時々空に近い状態まで放電させて、満充電する必要があるようです。
急速充電かどうかは関係ないと思っていましたが・・・

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