2012-05-14
若松通商の WUAIF01(PCM2706)は、部品を変えるなどして音質は良くなった。しかし16bit/48KHz なので一昔まえのUSB DACという感じか。かと言って、どれを買ったら良いのか・・・・
MUSILAND USB-DAC/DDC MONITOR 03 US \15,500 ★★★★
なんと 32bit/384KHz まで対応した USB DACがお手頃価格冒険で買える値段だったので購入しました。SACD も流行りそうにありませんが Blu-ray なら 24bit/198Khz で再生可能だ。デジタルアンプ LEAD Audio K4-21 に接続すると、少し入力レベルが高いのが好影響しているようにも思いますが、音質は透明度が増す感じで、違いがハッキリ解ります。また、ASIO に対応しているので、MusicBee なら ASIO(アジオ) で再生できました。
中国では、コピー商品を作るだけではなく、凄いUSB DAC を開発しているんですね。
パッケージはシュリンクされていました。蓋の所が磁石で止まっていて、無駄に高級な作りの梱包でした。
付属のマニュアルは中国語で詳細を書いてないので無いものと考えてください。CD-ROMには、PDF の英語/中国語マニュアルがあります。使い方は、ネットを調べたらなんとかなるでしょう。
USB 3.0 対応なので凄いと思ったら、5V 900mA 供給する為に USB 3.0 コネクタで接続しているが、コントローラは USB2.0 らしい。USB 3.0ケーブルと、短い USB2.0 ケーブルが付属していました。とりあえず、USB 3.0 で接続しました。
CD-ROM の中を確認します。
[Software] を選択するとウィルスが検出されました。CD-ROM のドライバは古いので使わない方が良いでしょう。
ソフトウェアは、開発が続いているので 定期的にWebを確認して、更新があればダウンロードする必要があります。ドライバは、http://www.musiland.com.cn/downloads/drivers/ からダウンロードします。
今回は、MlCyMon_2.3.0.0_build20120302.exe をダウンロードしました。右クリックで管理者権限で実行して、ウィザードでドライバをインストールします。ユーティリティも同時にインストールされるようで、タスクバーに青い(M)が常駐していました。これをクリックするとツールが起動します。
現在の動作状況をモニタできます。色々触ってみると使い方は判ると思います。
最初はドライバ認識に時間がかかるようで、ドライバがインストールされなかったと警告が表示されましたが、しばらく待つとサウンドが有効となりました。再起動すると、やはりサウンドが動作するまで時間がかかりますが、スタートアップのアプリが起動する頃に再生可能となりますので影響は無いでしょう。
[コントロール パネル] - [ハードウェアとサウンド] から [サウンド] を開くと MUSILAND Monitor 03 US が認識されている。右クリックして、プロパティの詳細を開くと サンプルレート、ビット深さを選択できます。24bit/192KHz ぐらいが無難かな。32bit/384KHz でも再生可能ですが MuicBee アップサンプリング再生すると時々死ぬことがあります。Blu-ray で 24bit/384KHz アップサンプリングも一応可能でした。設定が対応していないと音が出ないので、ここを確認すると良いかも。
MusicBee の[設定] - [プレーヤー] を開くと、WASAPI(ワサピ) 、 ASIO(アジオ) が選択できます。ASIO は、レイテンシが改善されているそうで高級オーディオ機器で使われる規格なんだそうだ。WASAPI で再生すると Monitor 03 US では WAVE で再生されますので、やはり ASIO が良いのでしょうかね。WASAPI と ASIO で音質が違うのか、まだ実感できていませんが・・・。
2012.05.26 追記{
ASIO 384kHz~192kHz はまだ安定しないようで、1時間ぐらい視聴すると MusicBee がフリーズします。MusicBee を強制中断して再び再生すると Bus Error となる。WAVE系の再生可能なのですが、どちらの問題かは不明。
}
2012.09.22 追記{
Foobar2000 の ASIO 192Khz で再生するのが安定していて良いようです。
}
MONITOR 03 US の出力レベルは、WUAIF01(PCM2706) よりも若干高いような気がします。このおかげで LEAD Audio K4-21 がパワーアップして元気に鳴るようになりました。電流計は、瞬間で 1500mA を超える事もありました(これは爆音で近所迷惑かも)。立ち上がりが早く透明度が増す感じで、今まで聞こえなかった音が聴こえることもあり、もうPCM2706 には戻れません。
このくらい元気に鳴らせば、自作電源との違いもハッキリ出るのでは無いかな。
実は、MUSILAND MONITOR 03 US \15,500 とS.M.S.L SD-1955 \13,500 で迷ったのですが、付属のモニタソフトウェアが便利そうだったので、こちらを選びました。これも、円高でお安くなっているようです。
続き 中華USB-DAC/DDC、Monitor03 US Dragon を買いました を読む>>
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