2012-05-13
KAMA BAY AMP 2000 をPCの5インチベイから取り出して、LEAD Audio K4-21 と聴き比べをしました。 デジタルアンプの電源は、どちらも付属のACアダプタ(スイッチング電源)で、USB DAC は若松通商の WUAIF01(PCM2706) です(過去記事 D級デジタルアンプ LEAD Audio K4-21 を買いました の続き)。
結果は、LEAD Audio K4-21 の方がパワーに余裕があるので、音が自然に表現できている感じ(しかし、その差は思ったほど大きくありません)。次に、LEAD Audio K4-21 のACアダプタ(14V 4A)を 自作のドロッパ型電源 に変更してみた。しかし、電源を変更しても音質に目立った違いは出なかった。どうゆことか・・・
LEAD Audio K4-21 の電源は、12V~15V となっていますので、12.5V でも問題無いのですが、電圧は高い方がパワーを出すのには有利だから出力電圧を調整しておきます。
トランスのAC電圧(実効値)は、16Vなので整流後の最大電圧は x1.41 で 22.56V になるが、実効値で考えると 14.0V に調整すると ⊿2.0V で安定化に不安が出てくる。とりあえず、13.8V としました。
半固定抵抗は、なんとか回せましたが上向きのタイプにするべきでしたね。
色々な音楽を聴きながら何度もアンプを入れ替えてみたのですが、やはりその差は大きくないのです(差が確かにあるのですが)。そこで、その理由を色々考えた・・・
LEAD Audio K4-21 の無音状態では 96mA しか消費していません(KAMA BAY AMP 2000 では 無音状態で 199mAでした)。通常の再生では100~120mA ぐらい。最大音量で頑張っても 300mA ぐらいしか流れないのです。消費電流が少ない為に付属の 14V4A スイッチング電源のコンデンサでも電圧が安定していた。だから耳に聞こえるようなジッタが出なかった(という事にしておきます)。
LEAD Audio K4-21 25Wx2デジタルアンプ \4,980 ★★★★
デジタルアンプIC: Tripath TA2021b
出力: 2 x 25W 4Ω時
SN比: 98dB ダイナミックレンジ: 100dB
歪率: 0.03% 9W4Ω時 / 0.1% 11W 4Ω時 / 0.1% 6W 8Ω時
出力効率: 81% 24W 4Ω時 / 88% 13W 8Ω時
入力端子 : ステレオ RCA入力
電源入力 : DC 12~15V
出力端子 : バナナプラグ対応 金メッキスピーカー端子
サイズ : (W)97mm x (H)32mm x (D)148mm 重量 520g
これは、かなりオススメです。
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