2012-05-07
LM338T の定電圧回路を使用しました電源回路を紹介しておきます(過去記事 デジタル(D級)アンプの電源を自作する(2) の続き)。
回路の補足説明:
・LCDディスプレイ を追加したので、7~11V という中途半端な電源が別に必要となり、電源を2系統載せたのでやや複雑になってしまいました。
・ショットキーバリアダイオードで全波整流した後、4700uFx2 で平滑していますので、LM338T の定電圧回路の後に 3300uF もの容量は必要無かったかも知れません(100uF 程度で良かったかも)。
・2Pコネクタに ポリプロピレン・フィルムコンデンサ 1uF を入れました。これがかなり音質に影響しました。
新規に電源を自作される方は・・・
日本橋の共立電子にはトロイダルトランス \2,980 とこれに最適なアルミケース \1,500 が販売されていましたので紹介しておきます。
トロイダルトランス HDB-40(L) \2,980
このトランスは、小型でありながら 9V2A x2(18V 2A) の出力が取れます。電源トランスを新規に買う場合は、これが良いかも知れません。
18V からドロッパ型定電圧回路で 12V を作ると 6V が熱になるので、電流が必要な場合は放熱対策が必要です。AC100V を 110V側に接続すると 18V が 16V ぐらいになって良いかも知れません。
DC12Vアンプ・キット用 電源回路基板パーツセット \1,200
D級 デジタルアンプ TA2020 の12V電源として、電源回路基板パーツセットと組み合わせてキットにもなっています。しかし、この電源回路は AC 9V を両波整流して 9x1.41=12.7V を作り、平滑コンデンサを通しただけという単純な電源回路になっていました。定電圧回路なしでも大丈夫なんですね。これを基本に改良しても面白いかも知れません。
アルミケース \1,980 (共立電子店頭なら\1,500)
このトランスと電源回路を入れるのにちょうど良いサイズです。アルミケースは肉厚があるので、LM338T をケースに取り付けて放熱効果も期待できそうです。正直、このトロイダルトランスとアルミケースを買おうかどうか悩みました。
やはり、ケースにはお金をかけるか、手間をかけないとダメですね。カッコいいケースに入れると愛着が沸いて長く使えると思いました。
続き D級デジタルアンプ LEAD Audio K4-21 を買いました を読む>>
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