2014-09-07
2012年2月に買った ユピテル GWR53sd の音声が出なくなった。音声が出ないだけで正常に動作している。でも、警告音が聞こえないと使えない。2年半動作したので、そろそろ買い替えかと思ったが、ダメ元で超小型スピーカを秋月電子通商(秋葉原)で買って来て、交換してみる事にした。
症状としては、最近、音が割れているなと思ったら、突然無音になった。最初は、接触不良を疑ったが、本体をたたいても治らない。時々起動音が出るので、音量を3ぐらいまで下げておくと、しならく鳴っているが、やがて無音になる。症状からスピーカの寿命を疑いました・・・
GWR53sd を分解するには、ネジを2個外します。
microSD を抜いてから上下4箇所のツメを外すと表のカバーが外れます。
アンテナ線を切らないように裏カバーを開けるとスピーカが見えます。
スピーカには金メッキされたバネの端子が付いていて、基板に押し付けて接触させる構造になっている。スピーカは、圧電ブザーでは無く、ダイナミックスピーカに見えるが、スピーカのインピーダンスを確認する為に端子をテスターであたると、最初は少し抵抗があったが、完全にOpenになってしまいました。
マイクロスピーカーユニット HDR9350-010020 100円
こんな小型のスピーカは売ってないよなと思ったら、、秋月電子通商(秋葉原) に8Ωの小型スピーカがありました。サイスは、14x16mmで厚さは3mmとなっている。秋葉原の店頭に無かったので、通販のページにあった小型のスピーカを探していると店員さんに告げると、奥から出してくれました。
2個で100円です。
並べてみると、バネが付いた端子も構造が似ている。
分解した状態で microSD を挿してDC12V電源を接続。スピーカをSP端子に押し付けて電源を入れると、オープニング音がしました。おぉ、これなら修理できそうだ。
スピーカを剥がすと、クッションが両面テープで貼り付けてありました。スピーカを固定する枠をニッパで切り取って、新スピーカが同じ高さになるように調整しました。壊れたスピーカからクッションを剥がして枠に貼っておきました。
新スピーカの端子ができるだけ以前と同じ位置になるように合わせて、ホットボンドでスピーカを固定しました。新スピーカのバネ端子は高さがあるので適当な加工でも大丈夫でした(うまく行かない場合は、端子をハンダ付けするつもりでしたが)。
蓋を戻してネジで固定した後、microSD をセットして電源を入れると、音がでました。スピーカが完全に固定されていないので音量は少し小さめですが、音量を7にすると使えそうです。
OBD-Ⅱでハリアーに接続して動作を確認。これで修理完了です。
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