ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと

2014-06-25

ももいろクローバーZ 育ての親でチーフマネージャーである 川上アキラ の著作本。芸能人のマネージャは、普通なら番組に顔を出さないが、ももクロ出演の番組(ももクロChan)やライブで時々顔を出している。いつも厳しいパワハラおやじだと思っていたら、メンバーと一緒に楽しく遊んでいる姿も放映されている。ももクロをどうやってここまで育てたのか、マネジメント・自己啓発本としても興味があったのでAmazonで予約購入。

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日経エンタテインメント ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと 1,400円 ★★★★

ももクロまとめサイトには、ももクロ誕生秘話もあがっているが、本書を読むと「あ、そう言う事だったのね」と納得。一気に読んでしまいました。

続きは、ネタバレ注意です。

表紙をめくるとももクロメンバーの最新写真と結成当時の写真がありますが、アイドル本とは違って、川上氏がももクロを立ち上げた頃を振り返って、誕生秘話を語っている。
後半は、メンバーと対談しながら、「当時、川上氏から怒られた理由が今なら理解できた」というあたりは読んでいて面白いな。対談形式で、同じ話が何度も出てくるので、読みづらいですが・・・

川上氏は、番組やライブでしばしば顔を出すが、プロデューサーではなく、あくまでもももクロのマネージャーだ。マネージャは、タレントの能力を伸ばす場とキッカケを与えるのが仕事 であり、プロデューサーはタレント自身であるべきという。
ももクロに無茶ぶりをしながら確実にレベルアップさせている。いつも新しい事に挑戦させているところが応援したくなるのだ。

この考えはBusinessにも通じますよね。

スターダストプロモーションには、沢尻エリカ、柴咲コウなど有名な俳優・女優さんもいるが、俳優のマネージャーは、撮影の仕事が無いと暇なんだそうだ。
川上氏は、沢尻エリカのマネージャーであったので、2007年9月29日 映画『クローズド・ノート』の公開挨拶で、メディアから映画の感想を求められ不機嫌そうに「別に・・・」と答えた事件から仕事が激減(ここまで明確には書いてないけど)。暇になったので、当時人気が出ていた AKB48 のようなアイドルグループを立ち上げる事になったという。
AKB48が「会いに行けるアイドル」としたのに対抗して、ももクロは「いま会えるアイドル」として売り出した(やっぱり意識していたのね)。

芸能3部は、オーディションやスカウトした新人を教育している部門だ。3B Junior として、現在もライブ活動をしているのは、3B は 芸能3部 から来ていたのだ。
川上氏は新人育成に熱心で、非A級のアイドルは、努力しなければならないダンスや歌のレッスンを100回するよりも、現場を1回体験させたいと、結成当時から路上ライブを経験させた。当時のライブは、撮影を禁止していなかったので、YouTubeで見る事もできる。

実際には歌っていないので、不思議に思っていたが、最初は口パクで踊れたら良いと考えていたらしい。代々木公園は発電機を使えないので、軽自動車のバッテリを電源にしたという。

AKB48のような劇場を持っていないので、代々木公園で路上ライブをしていた。「週末に代々木公演に行けばももクロに会える」を定着させたかったが、都の条例で代々木公演のライブは禁止に。とにかく、安くて音を出せる会場を探したという。

ライブができる場所を探してヤマダ電機LABIの全国ライブを始めた。川上氏は、メンバーの親を呼んで活動内容を説明し理解を求めたという。川上氏が運転する車で全国を回り、車中泊したそうです。

時間と労力は、かければかける程面白いライブができるという信念が生まれた。これほど有名になった現在も、同じなのが凄いな(これがももクロ人気の理由だと思う)。

2011年 中野サンプラザのライブで、早見あかりが脱退。川上氏は、脱退が決まった直後から、残った5人の事ばかり考えた。ライブの最後で「ももいろクローバーZ」に改名を発表したのは、この脱退を引きずりたくなかったからだ(なるほど)。
この後の「ももクロ試練の七番勝負」では、ももクロとベテランを共演させる事で、ももクロと各界のプロを共演させて何かを学んで欲しかった。ここでは、バラエティ的な要素を控えて、エンタテインメントを意識する演出をしたという。

2013年のももいろクリスマスは、極寒の西武ドームで開催されました。2011年、2012年はさいたまスーパーアリーナで開催したが、この日は他のイベントで使われていた。クリスマスを外したく無かったので、西武ドームで開催となった。ここは、屋根はあるが寒風が入るので当日の気温は4℃。真冬にここでライブをする人はいない。この極寒を演出として楽しみに変えているのが凄いな。

2013年日産スタジアムのライブについて、芝生養成中のため芝が使えなかったにしても、このライブは課題があった事は、川上氏も認識している。実は、2014年の国立競技場ライブは、すでに決まってたので、日産スタジアムを使った国立演出のシュミレーションという意味もあったという。ももクロは、いつも新たな事に挑戦して失敗しながら成長してゆくから、2014年の日産スタジアムは期待できるんじゃないか。

国立競技場ライブでは、最後にメンバーひとりひとりがメッセージを伝え、百田夏菜子のスピーチが特に素晴らしすぎると話題になりました。
「私たちは、天下を取りに来ました。でもそれは、アイドル界の天下でもなく、芸能界の天下でもありません。みんなに笑顔を届けるという部分で、天下を取りたい・・・・」
ももクロの中でも天然で有名な百田夏菜子ですから、ライターが書いたスピーチだと思っていましたが、準備もなく、即興でこの話をしたそうです。事前に考えていたら、ライブパフォーマンスに集中できないから(確かにそうでしょうね)。川上氏からは、時間を気にしないで気持ちを伝えろとだけ指示があったようだ。

国立競技場のライブDVD/BD が出るのが楽しみです。

川上氏の無理難題には、何かの理由があって、あとで振り返ると正しかったと判る。百田夏菜子は、川上氏の手のひらでゴロがされているとこが悔しいという。
最初にも書きましたがマネージャは、タレント部下の能力を伸ばす場とキッカケを与えるのが仕事」この言葉は深いなと思いました。

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レクサス NX、スズキ ハスラー、ダイハツ タントのチープな改造ネタを公開。バイクはヤマハ TDR125。NEXUS 7、ZenPhone 4、PC周辺機器、デジタル一眼、電子工作、PCオーディオ、ホームシアター、TEAM SHACHIなどの雑記です。 Since 30,Apr 2017

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